フィンランド代表経験がある元NBAプレーヤー

群馬クレインサンダーズが10月24日、エリック・マーフィーとの契約合意を発表した。

アメリカ出身のマーフィーは208cm109kgのパワーフォワード。2013年NBAドラフトの2巡目49位でシカゴ・ブルズから指名を受けた経歴を持つ。2014年以降はヨーロッパの各国でプレーし、2020-21シーズンより福島ファイヤーボンズに加入。昨シーズンは38試合に出場し、平均24.16分、10.1得点、6.4リバウンドというスタッツを残したが、インジュアリーリスト入りなど怪我に苦しむシーズンに。今季は9月27日に双方合意の上で福島との契約を解除し、自由交渉選手リストに掲載されていた。

クラブはマーフィーについて次のように紹介している。「元NBAプレーヤーで、その後、様々な国とリーグで活躍してきた経験値のあるマーフィー選手が群馬クレインサンダーズの一員として戦ってくれる事は大変喜ばしく、チームに良い刺激を与えてくれると思っております。マーフィー選手の加入によりさらなるチーム力の向上を図ると共に、チームとしても目の前の1勝を勝ち取ること、そしてその先の『チャンピオンシップ進出』に向けて、より一層気を引き締めて戦って参ります」

マーフィーはクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「群馬のチームに加入することができてうれしいです。このチームの選手とプレーすること、ファンの皆さんにお会いできること、群馬での全てをすごく楽しみにしています。改めてここに来ることが出来てうれしいです」

またクラブは同日、パワーフォワードのベン・ベンティルが全治4週程度の右大腿骨骨挫傷と診断されたことを受け、同日15時にインジュアリーリストに登録することを発表している。