互いに途中出場、第1クォーターからマッチアップも
レイカーズとサンズはどちらも開を翌週に控えた最後のプレシーズンゲームで対戦している。サンズの渡邊雄太とレイカーズの八村塁はいずれもベンチスタートながら早々にコートに送り出された。試合開始から5分を待たずに八村はレブロン・ジェームズに代わって投入され、試合開始から7分半で渡邊が投入されると、早々に2人のマッチアップが実現した。
最初は八村が攻め、渡邊がマークに付く。左45度からドライブを仕掛ける八村に対し、渡邊は身体をぶつけてリングへのコースからベースライン沿いに追いやる。ここで八村はステップバックのジャンプシュートを選択。渡邊はバランスを崩してチェックが甘くなったが、このシュートはリングに嫌われて得点とはならなかった。
続いては渡邊の攻め。右コーナーから戻った渡邊はドリュー・ユーバンクスとのハンドオフの連携でマークに付いていた八村を外し、ミドルジャンパーを見事に決めた。その後も渡邊はマークに付いたレブロンに3ポイントシュートを決められるも、その直後に速い展開に持ち込み、レブロンの目の前から3ポイントシュートを決め返すビッグプレーを見せている。
前半を終えて八村は11分のプレー。渡邊は9分のプレーで6得点を記録。2人はいずれもチーム内での評価を勝ち取っており、この試合でのパフォーマンスが立場を変えるわけではないが、ともに良い動きを見せており、来週のレギュラーシーズン開幕に向けて期待が高まる。
現地10月24日にレイカーズは昨シーズン王者のナゲッツと、サンズはウォリアーズとの試合でシーズン開幕を迎える。
日本人対決、最初に得点したのは #渡邊雄太 ! ハンドオフを受けてからのミドルジャンパー👍@wacchi1013 @Suns pic.twitter.com/xhAfjfGwxQ
— NBA Japan (@NBAJPN) October 20, 2023