ボーンズ・ハイランド

ナゲッツGMはハイランドへの低評価を否定

ナゲッツのカルビン・ブースGMは『The Ringer』の取材に応じた中で、マイケル・ポーターJr.とボーンズ・ハイランドについての「守備が得意ではない、『俺様タイプ』の若い選手を2人抱えることはできなかった」との発言を「私はそんなコメントをしていない。2人への評価として正しくない」と否定した。

ポーターJr.はまだナゲッツに所属しているのでブースGMは直接話し合うことで誤解を解けるが、昨シーズン途中にクリッパーズに移籍したハイランドはそうではない。彼への不本意なコメントが独り歩きし、彼に悪い影響を与えることをブースは心配したのだが、その必要はないようだ。

キャリア3年目の23歳、ハイランドはクリッパーズの雰囲気に慣れ、開幕を迎えようとしている。指揮官タロン・ルーは「才能があり、スピードに乗ったプレーのできる素晴らしい選手だ。昨シーズンは少しプレーを急ぎすぎる面があったが、今シーズンは素晴らしい活躍を期待している」と語る。

そして古巣のGMが指摘されたとされるディフェンスも、このオフに大きく改善させたとハイランド本人が自信を持って語っている。「ディフェンスが弱いとは言わせたくない。この夏はずっとディフェンスのあらゆる面を練習してきた」。もちろん、彼はこれから言葉ではなくコート上でのプレーで証明していかなければならないが、彼自身は自信満々でトレーニングキャンプをこなしている。

「昨シーズンは途中での移籍だったから、すべての出来事が一度に起きて大変だった。新しいチームメートとスタッフと出会い、街が変わり、バスケも変わった。何もかも変化する中で、そのすべてに瞬時に慣れようとするんだから難しいよ。でも今はすべて落ち着いて理解できている。周囲のことを分かった上で、自分のプレーに集中できていると感じる」

そんなハイランドは周囲の信頼も勝ち取りつつある。カワイ・レナードはハイランドについて「ラス(ラッセル・ウェストブルック)とボーンズでポイントガードのプレーが安定することは、チームにとってすごく大きい」と語る。ポール・ジョージは「ディフェンスが特別上手い選手じゃないけど、ディフェンス面での努力は素晴らしい。スピードがあってウイングスパンもある若いガードが攻撃でも守備でもアグレッシブにプレーするのはすごく良いことだ」とハイランドを評価する。

最高の2ウェイプレーヤーであるカワイ・レナードというお手本がすぐそばにいる。ポール・ジョージのリーダーシップ、ウェストブルックの尽きないエナジーと、見習うべき選手はいくらでもいる。

いまだジェームズ・ハーデン獲得の噂は絶えないが、クリッパーズは今のロスターでも十分に戦える。その中でボーンズは、攻守に大きな飛躍を遂げるつもりだ。