パチューリアも挑発「やり返すなら勝手にすればいい」
今シーズン2度目の対戦となったサンダーとウォリアーズの対戦は、ケビン・デュラントが古巣相手にシーズンハイとなる40得点を決め、ウォリアーズが121-100で快勝した。
デュラントとラッセル・ウェストブルックの対決に注目が集まるのは当然ながら、この試合で新たにウェストブルックとザザ・パチューリアの間に遺恨が生まれた。発端となったのは、第2クォーター残り4.4秒のシーン。ウェストブルックがドライブを仕掛けようとした瞬間、パチューリアが目の前に立ちはだかり衝突。直後パチューリアは、顔面を押さえ悶絶するウェストブルックを挑発するかのように見下ろした。
Zaza Pachulia hits Russell Westbrook in the face & walks over him & gives him a stare pic.twitter.com/tPvP4CRMsJ
— NBA RETWEET (@RTNBA) January 19, 2017
その場ではこの行為に気付かなかったウェストブルックは、試合後にこのシーンを見てカチンと来た様子。次の対戦で「やり返す」とリベンジを明言した。
「今まで見下ろされたことは知らなかった。自分はそういうことをしないが、すぐにやり返す。次の対戦がいつかは分からないけれどね。自分なら、やらない行為だ」
ウェストブルックの発言を伝え聞いたパチューリアは、「そんなコメントなんていちいち気にしていられない」と、冷静に回答。「自分は素晴らしいチームでプレーしていて、優勝という目標のためにやっている。これからも健康な状態を保って、プレーオフに勝ち進んで、優勝することしか考えていない。こんなコメントにかかわっている暇はないよ」
パチューリアは、サンダーに対しても「彼らは自分たちと同じ位置に達していない。だから自分への仕返しとか、そういうことを考えるのかもしれないね」と、なおもウェストブルックを挑発するような辛辣な言葉を残している。
「やり返すなら勝手にすればいい。でもね、僕はNBAで14年目の選手だ。ハードなファウルしてもダーティーなプレーはしない。今日のファウルがハードファウルなら、そういうこと。決してダーティーではなかった。だから何も気にすることはない」
次の対戦はオクラホマシティに場所を変え、2月11日に行なわれる。挑発合戦により試合が盛り上がるのは結構だが、不必要なダーティープレーが見られないことを願う