カーメロ・アンソニー

写真=Getty Images

期待されたロケッツでは機能せず、10試合の出場に

ロケッツのロスターに籍を置きつつ、昨年からチームを離れているカーメロ・アンソニーの次の所属先が、2月7日のトレードデッドラインまでに決まる可能性が高いと、『The Athletic』が伝えた。

『The Athletic』によれば、トレードでの移籍、もしくはロケッツとの契約バイアウト後の移籍になるかは不明だが、カーメロには複数の選択肢が提示されている状態だという。

現段階では、どのチームがカーメロの獲得に関心を寄せているかは分かっていない。ただ、昨年末にレブロン・ジェームズが「自分なら彼の力になれる」と発言したことを受け、レイカーズが選択肢の一つに含まれている、という噂もある。仮にレイカーズが、フリーエージェントになったカーメロを獲得する場合、現在のロスターに登録されている誰かを解雇して空きを作らなければならない。

カーメロは、ロケッツでジェームズ・ハーデン、クリス・ポールとのビッグ3を結成したものの、ハイペースオフェンスを信条とするチームにフィットせず、わずか10試合の出場後、球団と話し合った末に退団という結論に至った。ロケッツを離れて以降、カーメロはトレーナーとの練習を続け、コンディション維持に努めている。

全盛期からの衰えは隠せないとはいえ、短時間の出場で違いを生み出す役割に適応できれば、まだ第一線でやれるだけの力はあるだろう。

カーメロが次の所属先としてどのチームを選択するのか、その決断を楽しみに待ちたい。