咋シーズンの悔しさを経験し、より強いチームへ成長

昨シーズンは、47勝13敗とリーグ最高勝率でレギュラーシーズンを終えたが、昇格がかかったプレーオフのセミファイナルで長崎ヴェルカに敗れ、最短B1昇格まであと一歩と悔しいシーズンとなった。目標は逃したものの、昨シーズンの自信の現れか継続性を重要視し、屋台骨の選手は残しつつも、しっかりとポイントで補強をしてきた。日本人選手は、信州ブレイブウォリアーズから前田怜緒と、川崎ブレイブサンダースから熊谷尚也を獲得。2選手ともB1でもバリバリ主力を張れる実力者だ。外国籍選手は青森ワッツからアレックス・デイビスを獲得。デイビスもB1で2度ブロック王に輝くなど実力は折り紙つき。昨シーズンはディフェンスに不安定さが見られたため、新加入の選手はディフェンス面の強化を意識した印象だ。チーム創設時から指揮を執り3シーズン目となるアンドレ・レマニスヘッドコーチの元、今シーズンこそB1昇格をつかみ取る。

昨シーズンは、しっかりとペイントをアタックするバスケで、2ポイントシュートでの得点割合がリーグトップ、3ポイントシュートでの得点割合はリーグで最下位という徹底ぶりだった。フリースローの獲得率も高く効率がいいバスケを展開していたので、今シーズンも大きくコンセプトは変わらないだろう。インジュアリーリストに登録されているレオ・ライオンズがどのタイミングで復帰できるかも注目だ。

所属選手一覧

『FP(ファンタジーポイント)最多日本人選手』

※FP(ファンタジーポイント)は、選手の活躍度合を計る指標となるポイント。各選手が実際の試合で記録した成績に応じて算出される。

杉本慶
昨シーズンは大部分の試合を先発出場し、平均7.0得点、3.0リバウンド、6.3アシスト、1.7スティールと攻守に渡りチームにとってなくてはならない存在。今シーズンはより得点能力が高い選手が加わっていることから、プレーメークにも幅が広がりより一層の活躍が期待できる。

【注目選手】

熊谷尚也
川崎所属時はケガの影響もあり出場機会が少なくなっていたものの、そのフィジカルやサイズはB2では規格外で無双しかねない実力者。大塚裕土や木田貴明などスコアリング能力に長けたA千葉のウイング陣に、外でも中でも幅広くプレーできる熊谷が加わるのは相手にとっては脅威だ。

ブランドン・アシュリー
昨シーズンは初めて日本でプレーしたが、チーム最多の18.4得点を記録し、ライオンズとともにチームを牽引した。ファウル数がリーグトップであり、ファウルトラブルでプレータイムが制限される試合もあったため、今シーズンはディフェンス面での成長も期待したい。

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