充実したロスターを揃え、B2でも『静岡スタイル』で席巻なるか!?

41勝11敗のレギュラーシーズン3位でB3プレーオフに進出し、見事B2昇格をつかみ取ったベルテックス静岡。昇格直後の今オフもこれまでの継続性を重視し、多くの主力選手がロスターに残った。

新加入はB2での経験値が高い大塚勇人(ライジングゼファーフクオカから移籍)と橋本尚明(福島ファイヤーボンズから移籍)。外国籍選手はケニー・ローソン・ジュニアと共に得点源だったアレクシス・エールセネルが退団となったものの、主にユーロでの実績十分なトーマス・ブロープレーと、成長が期待できる若手インサイドのジョン・ハーラーを獲得し、期待できるロスターが揃った。創設時からクラブを支えた地元出身の『ミスターベルテックス』大石慎之介が引退を発表し、アシスタントコーチに就任。ファクンド・ミュラーヘッドコーチが毎年積み上げてきた『静岡スタイル』がB2でも通用するか、挑戦の新シーズンが始まる。

ローソン・ジュニアはすでに活躍が十分に計算できる選手。ブロープレーもスペイン1部リーグで平均12得点と申し分ない実績を持っているため、彼ら2人に続く日本人選手の得点が勝敗の鍵となるだろう。とは言え、静岡はディフェンスが身上のチーム。これまで徹底してきた攻撃的なチームディフェンスを仕掛けて、速い展開に持ち込むのが理想の形と言える。

【所属選手】

『FP(ファンタジーポイント)最多日本人選手』

※FP(ファンタジーポイント)は、選手の活躍度合を計る指標となるポイント。各選手が実際の試合で記録した成績に応じて算出される。

岡田雄三
昨シーズンは48試合中46試合で先発出場し、司令塔としてもキャプテンとしてもチームを牽引。今シーズンはキャリア初のB2に挑むことになる。鋭いドライブなどオフェンスでの持ち味を発揮するのはもちろん、チーム全体の士気が高まるような前線からの激しいディフェンスに期待したい。

【注目選手】

市川真人
練習生から特別指定選手に昇格した206cmの若手日本人ビッグマン。プロとしてのパフォーマンスは未知数だが、アジア競技大会にも代表招集されたポテンシャルには期待したい。外国籍のウイング選手を擁する静岡にとって、市川の成長はチーム力の大幅アップに直結するだろう。

ケニー・ローソン・ジュニア
昨シーズンは50試合で先発出場し、平均15.2得点、8.3リバウンド、2.2アシスト、1.0スティール、1.0ブロックとオールラウンドに活躍。今シーズンは静岡で2シーズン目となり、チームメイトとの連携も成熟しているだろう。B2でのプレー経験もある彼の攻守の要としての活躍に注目だ。

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