ブラッドリー・ビール

写真=Getty Images

1961-62シーズンのオスカー・ロバートソン以来

ウィザーズのブラッドリー・ビールが、史上2人目となる快挙を成し遂げた。

1月13日のラプターズ戦で12本中6本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール36本中17本を決め、43得点10リバウンド15アシストを記録したビールは、シーズン中の複数試合で40得点10リバウンド15アシスト超えを達成。ビールの他に同様のスタッツを残した選手は、1961-62シーズンのオスカー・ロバートソンしかいない。ビールは、昨年12月22日のサンズ戦でも、40得点11リバウンド15アシストを記録した。

今シーズンが7年目のビールは、得点(24.8)、リバウンド(5.0)、アシスト(5.0)、ブロック(0.8)、スティール(1.3)でキャリアハイをマーク。1月中の7試合では平均31.3得点、5.4リバウンド、6.9アシストと、良い状態を維持している。

ウィザーズは、ジョン・ウォールが左足のかかと手術を決断し、今シーズンの残り試合を欠場することが決まった。そのため、3年続けてプレーオフに進出するには、二大エースの一人であるビールがチームを引っ張らなければならない。

偉大な記録を残したビールだが、ダブルオーバータイムの末に138-140で敗れたラプターズ戦後、チームは次戦の開催地ロンドンに向かう飛行機に搭乗する必要があったため、メディアには何も語らず会場を後にした。