「彼はドープな男だ。見ていてワクワクする」
FIBAバスケットボール・ワールドカップでチームUSAを牽引する ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズ。代表チームでアシスタントコーチを務めるエリック・スポールストラについて聞かれたエドワーズは、その情熱的で向上心あふれるチームを表す『ヒート・カルチャー』という言葉について理解を示した。
ヒートのヘッドコーチでもあるスポールストラについて、エドワーズは「彼はドープな男だ。チームに『ヒート・カルチャー』をもたらしてくれた。見ていてワクワクするよ。彼がスカウト(チーム)に来た初日、『ヒート・カルチャー』って言う意味がわかったんだ。彼らはエネルギーにあふれていて、要領がよく、細部まで正確だからね」と語っている。
『ヒート・カルチャー』という言葉自体はスポールストラの在任以前からあるものだが、彼は勝利の姿勢をより明確に体現してきた。ヒートを6度のNBAファイナル出場、2度のNBAチャンピオンに導き、レギュラーシーズンの成績は704勝491敗、ポストシーズンの成績は109勝75敗となっている。
ワールドカップのような国際大会は、所属チームや出身国など様々な『違い』から生まれる組み合わせにも旨味がある。選手とコーチという関係で言えば、エドワーズのような若きスター選手がこれまでとは違ったタイプの指導を受けるチャンスにもつながるのだ。
エドワーズはチームUSAのスティーブ・カーHCからも中心選手として認められており、エキシビションゲームでの彼のパフォーマンスがその理由を証明している。99-91の逆転勝利を収めたドイツ戦では34得点を記録し、カーHCに「間違いなく彼がエース」と言わしめた。
“I see what they mean when they say Heat Culture.”
— Complex Sports (@ComplexSports) August 26, 2023
Anthony Edwards is a big Coach Spo fan. ? pic.twitter.com/TBO2NGr1ol