カイル・クーズマ

写真=Getty Images

「いつだってシュートには自信がある」

レイカーズのカイル・クーズマは、腰痛からの復帰戦となった1月7日のマーベリックス戦で、フィールドゴール20本中4本しか決められず、チームがオフ日として設けた試合翌日に500本のシュート練習を自分に課した。そして、その成果が1月9日の試合で見られた。

ステイプルズ・センターでのピストンズ戦に先発出場したクーズマは、10本中5本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール24本中16本を決め、キャリアハイとなる41得点の大活躍を見せた。チームも113-100で勝利し、レブロン・ジェームズ欠場後の戦績を3勝5敗とした。

クーズマは試合後「チームメートがたくさんシュートを打たせてくれた。自分を見つけてくれた。オフェンスに関しては、全てが良いリズムだったと思う。それは、チーム全体にとって良かったこと」とコメントした。

また、「自分が優れたシューターってことは、俺が分かっているから」と続けた。

「成功率を見られたら、そうは思われないかもしれないけれど、いつだってシュートには自信がある。それに、毎日練習場で練習している。その成果が今日の試合で表れたね。これからも安定してシュートを決めないと」

ヘッドコーチのルーク・ウォルトンは、89-77で迎えた第4クォーター開始からリードを広げられたため、クーズマをベンチに待機させ、この日が30歳の誕生日だったマイケル・ビーズリーに出場時間を与えた。この起用法についても、クーズマは何の不満もなかったという。

「ビーズが出場できて良かった。今日は彼の誕生日だし、自分たちのように、彼はあまり出場時間を得られていなかったからね。彼を応援していたよ。彼の活躍はうれしい」

シーズンを通じてレブロンに次ぐ攻撃オプションを見出せていないレイカーズにとって、わずか29分でキャリアハイを更新したクーズマの得点力は、強力な武器になる。レブロンの離脱中さらにステップアップできるかどうか、今後のパフォーマンスに注目したい。