チャンドラー・パーソンズ

写真=Getty Images

クラブの提案に応じず両者は決裂!?

グリズリーズのチャンドラー・パーソンズが、チームを離れてリハビリを続けることが分かった。

1月6日、グリズリーズGMのクリス・ウォーレスは声明を発表し、パーソンズと代理人に選択肢を提示したことを明かした。その上で、本人がロサンゼルスでのリハビリを選んだという。

ウォーレスは、今後も引き続きパーソンズの状態をモニターしていくと声明に綴ったものの、『ESPN』は、チームは同選手のトレードを検討するだろうと伝えた。

パーソンズは、昨年12月下旬に出場可能な状態に回復したと診断されたが、グリズリーズは彼を起用しなかった。球団はGリーグのメンフィス・ハッスルでの調整を持ちかけたようだが、この案にパーソンズが同意しなかったことで、両者は決裂したという情報もある。

トレードを検討するとしても、簡単に相手が見つかるとは思えない。パーソンズの今シーズンの年俸は2400万ドル(約26億円)と高額で、来シーズンは2500万ドル(約27億円)に増額される。

マーベリックスに所属した2015-16シーズンには、平均13.7得点3ポイントシュート成功率41.4%を記録したが、以前のようなプレーが可能ならともかく、ひざに故障歴を抱えている上に、2019-20シーズン終了まで高額年俸を受給する選手の獲得を希望する球団が現れるとは思えない。

パーソンズは、今シーズン開幕から3試合に続けて出場したが、ひざを痛めてそれ以降プレーしていない。もし出場機会を求めるならば、契約バイアウトに応じるしか、手はなさそうだ。