スピード違反と飲酒運転で罰金、さらに懲役と保護観察処分
スパーズのデボンテ・グラハムが酒気帯び運転を認め、NBAから2試合出場停止処分を受けた。
グラハムは昨シーズン終盤に股関節を負傷しており、2023-24シーズンの開幕から出場できるかは不透明。回復が間に合わなかった場合、出場停止処分は『試合に出場できるコンディションになってから』科せられるという。
グラハムが酒気帯び運転で逮捕されたのは2022年7月にさかのぼる。時速40マイル(約69キロ)に制限されたエリアを時速63マイル(約101キロ)で走行し、警察から一時停止を求められた際に酒気帯び運転が発覚。グラハムはその場で身柄を確保され、罰金と手数料を合わせて393ドル(約57,000円)の支払いが命じられていた。なお、裁判により執行猶予付きで21日間の懲役刑が命じられ、その後に12カ月間の保護観察処分を受けている。
グラハムはカンザス大学でのプレーを経て、2018年のNBAドラフトでホークスから指名を受けてNBA入り。直後にホーネッツにトレードされると徐々に頭角を現し、2021年にはペリカンズに入団。検挙後の2023年からスパーズに移籍していた。
新シーズンに向けて出鼻を挫かれる格好になったが、グラハムはケガとスキャンダルから立ち直り、チームやファンの期待に応えるプレーを見せられるだろうか。