ホーバスHC「ジョシュがケガをした時に保険があったほうがいいと思いました」
今月25日にワールドカップ開幕を控える男子日本代表。直近のニュージーランドとの強化試合を終えた時点で代表候補は15名に絞られていたが、日本バスケットボール協会(JBA)が会見を開き、エヴァンス・ルークを追加で招集したことを発表した。
指揮官のトム・ホーバスは彼の追加招集理由が、股関節を負傷したジョシュ・ホーキンソンの『保険』的意味合いが強いことを明かした。「ジョシュがケガをした時にやっぱり保険があったほうがいいと思いました。ジョシュは今週から5対5を始めていて、問題ないと思いますが、もう一度小さいケガをしたら大変だと思って彼を呼びました。2週間前からルークとは話しをしていて彼には感謝しかありません。彼は昨日からNTC(ナショナルトレーニングセンター)に入りました。ジョシュは大丈夫だと思うし、このまま続けてほしいけど、ルークが練習にいたほうがいいと思いました」
ホーバスヘッドコーチは「明日のアンゴラ戦は出ないかもしれないけど、15日は大丈夫です」と続け、ホーキンソンが明日予定されているアンゴラとの公開練習(10分×4本)には出場せず、15日の国際強化試合(アンゴラ戦)には出場する見通しだと話した。そして、あらためてルークが強化試合には出場しないことを明らかにし、あくまでバックアップメンバーとしての追加招集であると断言した。
大会直前のタイミングでの追加招集を受け入れたルークは「どんな時でも日本代表の合宿に呼ばれることは自分にとって名誉なことです。今回も呼んでいただいたことに感謝して、自分のできることをしっかり果たしたいと思っています」と意気込んだ。
男子日本代表候補15名
富樫勇樹
河村勇輝
比江島慎
金近廉
須田侑太郎
馬場雄大
西田優大
富永啓生
原修太
渡邉飛勇
井上宗一郎
吉井裕鷹
川真田紘也
渡邊雄太
ジョシュ・ホーキンソン
バックアップメンバー
エヴァンス・ルーク