岡崎GM「クイックネスとテクニックを併せ持つガードです」
広島ドラゴンフライズがロバーツ・ケインとの契約が合意に達したことを発表した。なお、ケインは特別指定選手のプロ契約での加入となる。
神奈川県出身、日本人の母親とアメリカ人の父親を持つケインは188cm79kgのポイントガード兼シューティングガード。Bリーグの2020-21シーズンにアマチュア選手としてアースフレンズ東京Zに入団すると、56試合中12試合で先発を務めるなどいきなりローテーション入り。平均10.24分のプレータイムで4.0得点、1.1リバウンド、0.6アシストを記録した。シーズン終了後、NCAAディビジョン1のストーニーブルック大に進学。2022-23シーズンは33試合に出場し3.0得点、1.7アシストを記録した。
ケインはクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「広島でプロのキャリアを始められる事に興奮しています。このような機会を与えてくれた皆さんに感謝いたします。私の母国である日本でプロとしてのキャリアをさらに進める機会を得ること、本当に待ちきれません。広島のファンの皆さんに、私のスピードとアスレチック能力、そしてエキサイティングなプレーを見せることができるのを楽しみにしています。オフェンスでもディフェンスでも、チームが勝つために必要なことをしていきたいと考えています。そしていつか、日本代表選手の一員として、そしてB.LEAGUEのトッププレーヤーとして活躍できればと思っています。繰り返しになりますが、この様な機会を与えていただき本当にありがとうございます。皆さんと一緒にこの旅を始められることを楽しみにしています!」
また、岡崎修司GMはケインについて以下のようにコメントしている。「ロバーツ選手は全米大学体育協会(NCAA)1部(D1)のストーニーブルック大学でプレーをしていました。2年生のシーズンを終えてこの度、広島との契約合意となりました。大学では多くの試合でスターターを務め、3P%も36%程度と能力の高さを数字でも証明してきました。ロバーツ選手は、クイックネスとテクニックを併せ持つガードです。チームの戦術に合わせて適応できる順応性や、非常に早い成長スピードをもった若手選手であり、広島が目指す強化方針やスタイルに合った選手として注目をしてきました。今シーズンは昨シーズン以上に、2ガードでの選手起用も想定されることから、チーム内の信頼を勝ち取り、勝利に貢献する選手に成長することを期待しています」