渡辺竜之佑

伊佐勉ヘッドコーチと再びの共闘

5月上旬にサンロッカーズ渋谷との契約が満了となった渡辺竜之佑がB3の福井ブローウィンズへ加入した。

沖縄県出身、28歳の渡辺は189cm90kgのポイントガード兼シューティングガード。地元の琉球ゴールデンキングスでキャリアをスタートし2シーズンプレーした後、新潟アルビレックスBBで1シーズンを過ごし、2019-20シーズンからSR渋谷に加入した。長身を生かしたオフェンスリバウンドが持ち味という稀有なポイントガードとして存在感を高め、今シーズンは54試合中16試合で先発を務め、平均10.49分のプレータイムで1.7得点、2.3リバウンド、1.4アシストを記録した。

渡辺は福井のリリースで以下のコメントを発表している。「福井にプロチームが創設され、第一期メンバーとしてプレーできる事を大変嬉しく思っています! 今シーズンはB3優勝を目指し、チームにも福井にもいい風を吹かせていけるよう全力でプレーしていきますので、応援宜しくお願いします」

また、蓮井良信GMはこのように渡辺についてコメントしている。「渡辺竜之佑選手は189センチのサイズがありながら、PGをこなすスキルを持ち、強靭なフィジカルを活かしたディフェンスが武器の選手です。渡辺選手は伊佐HCと2チームで5年間共に過ごしており、伊佐HCのバスケットを熟知しています。渡辺選手にはHCの求めるバスケットをプレーでチームメイトに見せること、HCの意図をチームに浸透させることを期待しており、福井ブローウィンズの今シーズンの目標の一つである『チームカルチャーの構築』に欠かせない存在であると考えております。 渡辺選手の気迫のこもったディフェンスをぜひ会場でご覧いただき、お声がけいただければ幸いです」