マイク・コンリー

写真=Getty Images

「彼の名前を入れたシューズを履いてプレーできて良かった」

12月26日にフェデックス・フォーラムで行われたキャバリアーズ戦後、グリズリーズのマイク・コンリーは、ロッカールームに戻る通路で、ある家族にプレゼントを贈った。

15得点8アシストを記録し、95-87での勝利に貢献したコンリーは、コートを去る際に右手でヘッドバンドをスタンドに投げ入れると、左手に持っていた試合で着用したシューズを、ロッカールームへと続く通路で待っていた一人の女性に手渡し、ハグを交わした。シューズをプレゼントされたキンバリー・リーさんは、今月はじめに9歳の息子を交通事故で亡くした。亡くなったカメレン・ジョンソン君は、コンリーと同郷のアーカンソー州出身で、テキサスで行われたフットボールの大会から帰る途中に事故に遭い、帰らぬ人となった。

コンリーは、カメレン君の名前を書いたシューズを試合で着用。そして、試合後に自分のサインを入れて遺族にプレゼントした。試合後コンリーは「ご遺族が今どういう気持ちでいるかは、自分には想像もできない。ご遺族にシューズをプレゼントできたことも光栄なことだし
、彼の名前を入れたシューズを履いてプレーできて良かった。ご遺族が、とても辛い時間を過ごしているのは分かっている」と、語った。

「今はホリデーシーズンで、催しも多いと思う。ご遺族には、この試合の何かを家に持って帰ってもらいたかったんだ」