シーズン途中にレイカーズに移籍、シックスマンとして高い評価を得る
八村塁がレイカーズと3年5100万ドル(約69億円)の契約延長で合意したと『The Athletic』が伝えている。
八村は2019年のNBAドラフト1巡目9位でウィザーズ指名され、4年目の今シーズン途中にレイカーズにトレードされた。優勝候補のレイカーズへの移籍が良い転機となり、セカンドユニットの得点を担うシックスマンとして存在感を発揮。プレーオフではカンファレンスファイナルでナゲッツに敗れたものの、ファイナルMVPを受賞するニコラ・ヨキッチ相手のディフェンスでも評価を高めており、残留が基本線と見られていた。
それでも、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスを擁するレイカーズにはサラリーキャップには余裕がなく、制限付きフリーエージェントとなった八村を他のチームが好条件で取りに来た場合には、マッチせずに見送る可能性もあった。
当初の想定では1年あたり1500万ドル(約20億円)での2年か3年契約と予想されていたところ、3年5100万ドルの契約がまとまったということは、レイカーズの八村への評価が非常に高かったということになる。