「良い文化、まだまだ足りない部分を色々感じました。」
越谷アルファーズが、安齋竜三の2023-24シーズンヘッドコーチ兼アシスタントゼネラルマネジャー就任を発表した。
安齋は大塚商会(日本リーグ)や埼玉ブロンコス(bjリーグ)などで活躍後、2007-08シーズンにリンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)に入団してJBLでの優勝に貢献するなどガードとして2012-13シーズンまでプレーした。現役引退後もアシスタントコーチとしてチームに残り、2016-17シーズンにはBリーグ優勝に貢献。翌シーズン途中にヘッドコーチに昇格し、5シーズンに渡りチームの指揮を執ってきた。そして2021-22シーズンには、宇都宮を2度目のリーグ優勝へ導き、安齋自身も最優秀ヘッドコーチ賞を受賞したが、シーズン終了後の6月に宇都宮の指揮官を退任した。今シーズンは越谷のアドバイザーコーチに就任したが、B2プレーオフのクォーターファイナルで西宮ストークスに僅差で敗北し、チームはB1昇格に一歩届かなかった。そして来シーズンは安齋がヘッドコーチ兼アシスタントゼネラルマネジャーとしてチームを率いる新体制となった。越谷は新たに、宇都宮で安齋とともに戦ってきた喜多川修平や、日本代表候補に入っている井上宗一郎を獲得している。
安齋はクラブを通して、「2023-24シーズンはヘッドコーチ兼アシスタントゼネラルマネジャーとして活動させていただくことになりました。2022-23シーズンからアドバイザーとしてアルファーズに関わらせてもらい、良い文化、まだまだ足りない部分を色々感じました。皆さんに応援して良かったと思えるようなクラブ、カルチャー作りの一端を担って行けるように精進していきたいと思います。目標に向かって一緒に戦っていきましょう」と意気込みを語っている。