レブロン・ジェームズ

写真=Getty Images

「一緒にやる機会があるのなら、歓迎する」

レイカーズのレブロン・ジェームズが、カーメロ・アンソニーとの共闘について言及した。

カーメロは、すでにロケッツのローテーションから外れ、現在はニューヨークでトレーニングを続けている。ロケッツはカーメロを含むトレードを検討しているようだが、成立する気配はなく、契約バイアウトに向けて話し合いを始める可能性が高い。

フリーエージェントになることが濃厚のカーメロについて、レブロンは『ESPN』とのインタビューで、「これは自分の意見だけれど」と前置きした上で、「カーメロ・アンソニーがレイカーズに来てくれたら、うれしいよ」と語った。

「メロはまだやれる。それに、自分なら彼の力になれる。時には、メロ以上に彼のことが理解できるし、その逆も然り。もし彼と一緒にやる機会があるのなら、歓迎する。簡単に言うと、そういうことさ」

レブロンとカーメロは、同じ2003年のドラフトで指名された選手(レブロンが全体1位、カーメロが同3位)で、高校時代からの友人でもある。アメリカ代表としても共闘し、北京五輪とロンドン五輪で金メダルを獲得した。

ロケッツでは10試合の出場に終わったとはいえ、契約バイアウトが成立し、フリーエージェントになれば、カーメロにはNBAチームからオファーが届くだろう。だが本人が優勝を狙えるチームへの加入を望むのであれば、ロケッツ時代と同様にシックスマンとしての役割を受け入れ、限られた出場時間で結果を残す必要がある。レイカーズが獲得に動き、カーメロが応じるかどうか。そしてレブロンとの共闘が実現するかどうか、続報を待ちたい。