イアン・ハマー

黒木雄太GM「大阪の新たな武器」

大阪エヴェッサが6月21日、イアン・ハマーとの契約締結を発表した。

アメリカ出身、現在32歳のハマーは、201cm102kgのパワーフォワード兼センター。プリンストン大学から、ドイツ、フィンランド、トルコ、ロシア、フランス、ギリシャなど数々の国を渡り歩いてきた。今シーズンに所属したギリシャのペリステリBCでは、プレーオフの10試合を含む18試合に出場し、平均21分のプレータイムで9.4得点、3.7リバウンド、1.4アシスト、0.6スティールを記録している。

ハマーはクラブを通して次のようにコメントしている。「大阪エヴェッサに加入することができて、信じられないほど嬉しくて幸せです。私は日本に行ったことがないので、大阪という街で生活し、そしてプレーできることはこれ以上にないほど最高なことだと思っています。シーズン開幕が待ちきれません。良いシーズンにするためにファン・ブースターの皆さまも準備をしておいてください。皆さまにお会いできることが待ち遠しいです! 」

また、黒木雄太GMは「ハマー選手は、201cmとインサイドの選手としては決して大きな選手ではありませんが、強靭なフィジカルを持つストレッチビッグマンです。常にチームのためにハードワークし続けられる才能を持っており、強靭なフィジカルから生み出すスクリーンプレーは大阪の新たな武器となります。昨シーズンはトルコのガラタサライと、ギリシャのペリステリでプレーをしており、カロイアロ選手とはガラタサライでチームメイトであり、ドイツのゲッティンゲンではルーベン・ボイキンACとチームメイトでもありました。今季の大阪が目指すチーム全員がハードワークをして、脅威となるバスケットを体現できる選手であると思っています」とコメントしている。