佐藤卓磨とラシード・ファラーズも、移籍先は決定済み

千葉ジェッツは今日、ギャビン・エドワーズ、佐藤卓磨、ラシード・ファラーズというチームに長く貢献した3選手と来シーズンとの契約継続に至らず、退団となることを発表した。

ギャビンはBリーグ2年目の2017年にシーホース三河から千葉Jに加入した機動力のあるビッグマン。2020年には日本国籍を取得し、日本代表でのデビューも果たしている。長く主力を務めてきただけに、その退団は大きなインパクトとなる。退団に際してギャビンは「一緒にたくさんのことを素晴らしいことを達成し、ジェッツは常に特別な存在です」とのメッセージをクラブを通じて発表している。

佐藤は2020年に滋賀レイクスターズから加入。サイズがあって動けるフォワードで、千葉での3シーズンで勝負強さを備えて一回り大きく成長。日本代表入りも果たしている。それでも今回「最高のチームメイトにも恵まれ、兄弟のように支え合いながら戦ってきました」という千葉Jを離れることになった。

ファラーズは東洋大4年だった2019-20シーズン途中に練習生から特別指定選手となり千葉Jの一員に。競争の厳しいポジションで、またケガもあって思うようにプレータイムを伸ばせなかったが、昨年には日本代表候補に入っており、まだ25歳と今後が楽しみな選手。「プロの世界に入って何もわからなかった僕にさまざまなことを教えてくださり、そしてたくさん手を差し伸べて、助けてくれました」と感謝のコメントとともに千葉Jを去る。

なお、3選手はいずれも移籍先チームが決まっているため、自由交渉選手リストには公示されず、後日移籍先チームより発表となる。