ルカ・ドンチッチ

写真=Getty Images

最優秀守備選手賞を受賞したグリーンを振り切りダンク

ウォリアーズは、12月22日にホームで行われたマーベリックス戦に120-116で勝利したが、ドレイモンド・グリーンは、マブス新人のルカ・ドンチッチの力に舌を巻いた。

19得点5アシストを記録したドンチッチは、第3クォーターには2017年に最優秀守備選手賞を受賞したグリーンを振り切りダンクを決めた。また、同様に後半にはドライブからベテランセンターのジョナス・ジェレブコと1対1になり、ワンハンドダンクを決めるなど、NBA1年目とは思えないパフォーマンスを続けている。

グリーンは、試合後にドンチッチについて聞かれると「上手いね。すごい。もうすでに厄介な存在だけれど、これからさらに厄介になる」とコメント。「彼はこのリーグで長くやれるよ。もう球団を押し上げる存在になっている」と、執拗な守備で知られるグリーンのお墨付を得た。

ドンチッチは、今シーズン29試合に出場して平均18.8得点(新人1位)、6.6リバウンド(同3位)、4.9アシスト(同2位)、1.2スティール(同4位)、フィールドゴール成功率43.4%、3ポイントシュート成功率36.2%を記録し、新人王レースを牽引している。昨シーズン欧州のタイトルをほぼ総なめにした実力はすでに証明済みだが、やはりドンチッチは、底知れぬ才能の持ち主のようだ。