強靭なフィジカルとシュート力を兼ね備える

琉球ゴールデンキングスが6月9日、カール・タマヨとの契約継続を発表した。

アジア特別枠で獲得したフィリピン出身のタマヨは202cm92kgのスモールフォワード兼パワーフォワード。東京五輪最終予選、ワールドカップ2023予選、アジアカップなど、すでに豊富な国際経験を誇るフィリピン代表の次代を担う逸材だ。多くの実績の持ち主であるだけに、大学卒業を待たずにプロ転向を果たし、2022-23シーズン途中より琉球でプロキャリアをスタートさせた。途中加入の影響もあり、プレータイムは平均8.13分と安定した出場時間を得ることができなかったが、今シーズンは出場した15試合のうち4試合で先発を務め、平均2.7得点、1.3リバウンド、0.3アシスト、0.3スティールを記録した。

タマヨはクラブを通じて以下のコメントを発表している。「この素晴らしい組織で来シーズンもプレーできる機会を得られたことに興奮と感謝をしています。来シーズンもチームの最終目標達成に向けて貢献できることを楽しみにしています。また会いましょう! Go Kings! 」

クラブはタマヨについて「恵まれたサイズと広いシュートレンジが大きな武器です。この夏には、時間を掛けてチームコンセプトとチームディフェンスの理解を深める練習を予定しています。新シーズンに賭けるタマヨ選手に応援をお願いします」とコメントを発表した。