喜志永「個人的には新人王を、チームとしてはステップアップできるように」

富山グラウジーズは6月5日、喜志永修斗、小野龍猛、野﨑由之、上田隼輔、マイルズ・ヘソンと2023-24シーズンの契約が基本合意に至ったことを発表した。

喜志永は181cm83kgのポイントガード。専修大学在学中の2023年1月20日に富山に特別指定選手として加入した。1月28日の秋田ノーザンハピネッツ戦でBリーグデビューし、翌日の第2戦は24分間コートに立つと、2月11日のシーホース三河戦からは20分以上プレーし、正ポイントガードとしてチームを牽引した。今シーズンは28試合中23試合で先発を務め、平均プレータイム25.5分、4.7得点、2.1リバウンド、4.2アシスト、1.1スティールを記録し、加入からわずか5カ月でチームの主力を担った。

喜志永はクラブを通して以下のコメントを発表している。「グラウジーズブースターの皆さん、こんにちは! 来シーズンも富山で、とても熱いブースターのみなさんとプレーすることができうれしく思います。来シーズンはもっと成長した姿を見せて、個人的には新人王を、チームとしてはステップアップできるように頑張るので、来シーズンもよろしくお願いします! 」

イギリス出身のヘソンは198cm92kgのスモールフォワード兼パワーフォワード。2010年にイギリスでプロキャリアを始め、その後はドイツやフランスなどでプレーし、2021-22シーズンに佐賀バルーナーズへ入団した。今シーズンは香川ファイブアローズと契約を交わしていたが、3月に富山へ期限付移籍し、22試合中8試合で先発を務め、平均プレータイム28.3分、22.9得点、5.7リバウンド、3.2アシスト、1.8スティールを記録。シーズン最終戦では40得点を叩き出し、富山のB1残留に大きく貢献した。