写真=Getty Images
NBA定着に向け連日の好アピール
Gリーグのメンフィス・ハッスルに所属する渡邊雄太が、前日に続いて12月20日の『ウィンター・ショーケース』、ウィスコンシン・ハード戦でも好パフォーマンスを披露した。マンダレイ・ベイ・イベント・センターでの一戦に先発出場した渡邊は、22得点7リバウンド3アシストを記録し、124-113での勝利に貢献した。
NBAの全30チームのスカウトが見守る中、渡邊はチーム最長となる34分プレーし、6本中2本の3ポイントシュート、フィールドゴール18本中8本、フリースロー5本中4本を成功させた。前日のラプターズ905戦で果敢にペイント内を攻め、チーム最多のフリースロー(12本)を獲得した渡邊は、ショーケース2試合目でも積極的にオフェンスに絡み、フィールドゴール試投数とフリースロー試投数でチームハイをマーク。ハッスルは試合を通じて17本(41本中)の3ポイントシュートを成功させ、今シーズンのショーケースを2勝0敗で終えた。
ハッスルは27日のサウスベイ・レイカーズ戦まで試合がないため、渡邊はその間に再びグリズリーズのメンバーに登録され、NBAで出場機会が与えられる可能性もある。昨日からの2試合で攻守共に存在感を発揮したことで、NBA定着に向け、また一歩前進できたのではないだろうか。