ロケッツ

写真=Getty Images

「みんなで取り組んできたハードワークが実った」

ロケッツが、12月19日のウィザーズ戦で26本の3ポイントシュートを成功させ、1試合でのNBA3ポイントシュート記録を更新した。

本拠地トヨタ・センターのファンは、第4クォーター残り2分42秒にギャリー・クラークが25本目の3ポイントシュートを成功させ、2017年3月3日のホークス戦でキャバリアーズがマークしたNBA記録に並ぶと、スタンドから「スリー、スリー、スリー!」とシャウト。このリクエストに応じたマイケル・カーター・ウィリアムズが、残り31.1秒に右ウィングから3ポイントシュートを成功させて新記録が樹立された瞬間、大歓声が沸き起こった。

チーム最多6本の3ポイントシュートを決めたジェームズ・ハーデンは、試合後「何が何でも記録を更新したかった。これまでにチームみんなで取り組んできたハードワークが実った」と語った。

今シーズン2回目の5連勝を達成したロケッツは、16勝14敗で西カンファレンス7位にまで順位を上げた。昨シーズンの3ポイントシュート成功数でリーグ1位(1256)の数字を残したロケッツは、ここ5試合でリーグトップとなる1試合平均15本の3ポイントシュートを決めている。これまでは勝率5割前後を行き来しているだけで、なかなか貯金を増やせないシーズンを送ってきたが、得意なアウトサイドシュートの復調を浮上のきっかけにしたい。