アルバルク東京

写真=アルバルク東京

「戦術も学びながら受け身ではなく挑戦していきたい」

本日、アルバルク東京は平岩玄とシェーファー・アヴィ幸樹の入団を発表した。

東海大3年の平岩は特別指定での加入。200cmと長身ながら、時には3ポイントシュートも放ち、速攻の先頭を走る脚力も持つ万能型のセンターだ。東海大は秋のリーグ戦で優勝し、先日行われたインカレも制し2冠に輝いた。平岩はこの2つの大会で最優秀選手賞を受賞しており、その存在感の高さを証明した。それでも本人は「正直、全国大会のMVPはまだ早いかなという感じはします」と謙虚な姿勢を崩さず、常に上を向いている。

この向上心の高さが今回の特別指定選手に結びついたのだろう。昨シーズンは2月に特別指定選手として琉球ゴールデンキングスに加わり、4試合に出場している。そして今回はインカレ終了から3日でA東京への加入を発表した。

インカレ優勝を決めた直後、平岩は特別指定で得られることについてこう語っていた。「基本的に試合に出る出ないに関係なく、日々の練習から外国籍選手がいて、強度が高く、そういうところで練習できるのはプラスになります。戦術も学びながら受け身ではなく挑戦していきたい。100%以上を出さないと勝てない相手と練習しているので日々が成長になる。この先、Bリーグでどういうバスケができれば残っていけるかというところもわかります」

またA東京は205cmのセンター、シェーファー・アヴィ幸樹の獲得も発表した。現在20歳のシェーファーは世代別の日本代表に選ばれ、昨年のU19ワールドカップでは八村塁とともに戦い、今年の夏には若手メンバーで臨んだアジア競技大会にも出場した。

A東京にはリーグトップクラスのビッグマンのアレックス・カーク、日本代表のゴール下を支え続ける竹内譲次が在籍し、経験を積むには最高の場所と言える。