19年目での14アシスト以上はコービー以来
サンズのジャマール・クロフォードが、相性の良い『バスケットボールの聖地』マディソン・スクエア・ガーデンでのニックス戦で、NBAキャリア19年目にしてキャリアハイとなる14アシストを記録した。
クロフォードは、ニックスに在籍した2007年の1月26日に同会場で行われたヒート戦で、キャリアハイとなる52得点を記録している。同じ会場でアシストの自己最多を更新したわけだが、クロフォード以外で19年目に14アシスト以上を記録した選手は、コービー・ブライアントしかいない(2015年1月15日のキャバリアーズ戦で17アシストを記録)。
Continuing his legacy. pic.twitter.com/7uJHG1i5LD
— Phoenix Suns (@Suns) 2018年12月18日
試合後のインタビューで、アシストでの自己最多について聞かれると「みんな、自分のことをスコアラーだと思っているからね。周りは忘れているだろうけれど、自分はポイントガードとしてこのリーグでプレーするようになったんだよ。パスを出すのは大好きさ。この年齢にもなると、もうレベルアップは無理と思われるけれど、自分は、あらゆる部分で成長している。楽しいよ」とコメント。また、マディソン・スクエア・ガーデンとの奇縁についても「得点とアシストのキャリアハイを同じ会場で記録できるなんて、最高。この会場は世界最高だからね」と、答えた。
シックスマン賞を3度受賞している38歳のクロフォードは、今もトップレベルであることを証明しようとしている。
「周りから色々な意見を聞く。『まだプレーできるのか?』とか、『どうしてサンズは彼と契約したんだ?』とか、『チームにはポイントガードが必要だったんだぞ』とかね。自分は、笑顔で聞き流して、前進し続けるさ」
現役最高峰の『いぶし銀』が、今後の試合でもパサーとしての一面を見せてれるかどうか、楽しみだ。
Jamal Crawford dishes out a career-high 14 ASTS! #ThisIsWhyWePlay pic.twitter.com/tTQ09wwcF1
— NBA (@NBA) 2018年12月18日