ニコラ・ヨキッチ

当事者のサンズのイシビアオーナー「出場停止や罰金処分は正しくない」

NBAはナゲッツのニコラ・ヨキッチに対し、サンズとのカンファレンスセミファイナル第4戦でコートサイドの観客に対する不適切な接触を理由に2500ドルの罰金処分を科したことを発表した。

問題となった行為は第2クォーター終盤に発生。ヨキッチがコートサイドに出たボールを拾いに行った際、ボールを持って彼に渡さない観客から奪い取ろうと揉み合いになったもの。その後、ヨキッチはその観客を肘で押したこともあり、テクニカルファウルを宣告されていた。また、この観客がサンズのマット・イシビアオーナーであったことでより大きな話題となった。

観客へのフィジカルコンタクトということで、一部でヨキッチは第5戦を出場停止になるべきという意見も出ていたが、結果的に罰金処分に留まった。ホームで連勝した後、アウェーで連敗しただけに、第5戦をヨキッチが欠場する危機を避けることができたのはナゲッツにとって朗報と言える。

第4戦終了後、イシビアオーナーとの揉み合いについて聞かれたヨキッチは、自身は間違った行為はしていないと主張していた。「彼はファンだよね?コートサイドに座っているファンだ。そしてボールを持って試合に影響を与えることはできない。彼の手が僕にかかっていたら、会場スタッフは僕を守るべきだ。彼らはファンを守るのだろうか?これは僕という人間ではなく、選手への対応についての話だ。スタッフはなんでもできるけど、選手を守るのが当然だと思うけどね。彼がゲームに影響を与えるのであれば、会場から追い出されるべきだ」

また、イシビアオーナーは試合後、次のように声明を出し、ヨキッチの出場停止は望んでいないと明らかにしていた。

「昨夜、サンズは素晴らしい勝利を挙げ、ここまで白熱したシリーズになっている。これが唯一のストーリーであるべきだ。昨夜の一件について、誰かが出場停止や罰金処分となるのは正しいことではない。私はヨキッチに多くの敬意を払っている。あのような状況を見たくはない。第5戦を楽しみにしている。ゴー、サンズ!!」