デマー・デローザン

写真=Getty Images

バスケットボールシューズマニアの一面も

今年のオフにラプターズからスパーズにトレードされたデマー・デローザンには、試合中に必ず行っている行為がある。それは、ハーフタイムにシューズを変更することだ。

デローザンは『ESPN』に、試合前後半でのキックス変更はゲン担ぎと語った。2013年にYouTubeに投稿された『Nice Kicks』のインタビューでは、これまでに集めたコレクションの数々を披露したほど、彼はバスケットボールシューズマニアとしても知られている。

新天地での今シーズン、スパーズの得点源として活躍しているデローザンは、平均23.7得点、5.6リバウンド、6.2アシストを記録している。新たなメンバーでのケミストリー構築、負傷者の影響を受けているものの、スパーズは現在4連勝中で、勝率を5割に戻した。

前述のインタビューで、デローザンは高校時代からコービー・ブライアントのモデルを好んで愛用していることを明かした。NBA選手にとって、キックスのチョイスはパフォーマンスに影響を及ぼすだけでなく、近年ではファッション性も重視されている。NBAは、今シーズンから選手が試合中に履くシューズの色に関する規制を緩和し、所属チームのユニフォームの色に関係なく、選手が好きな色のシューズを着用することを認めた。

デローザンの場合はゲン担ぎだが、今後スパーズ戦を見る際には、前後半での彼の足元の違いに注目してみるのも面白いかもしれない。