第3クォーターに一進一退の攻防となるも、3ポイントシュートで突き放す
現地4月20日、プレーオフのファーストラウンドで、西カンファレンス3位のキングスと同6位のウォリアーズが対戦。エースのステフィン・カリーがゲームハイの36得点と気を吐いたウォリアーズが114-97で勝利し、シリーズの戦績を1勝2敗とした。
ウォリアーズは、開始2分にジョーダン・プールのダンクとクレイ・トンプソンの3ポイントシュートが決まってスタートダッシュに成功。クォーター中盤にもトンプソンとモーゼス・ムーディーが連続で3ポイントシュートを沈めるなど、高確率の外角シュートを中心に得点を重ね、29-20とリードして第1クォーターを終える。
第2クォーターに入ると、ウォリアーズはカリーが3ポイントシュートやフリースローで15得点を挙げたように、オフェンスの中心となってリードを拡大。ディフェンスでは、キングスの3ポイントシュートを15本中3本成功に抑え込む守備力も発揮し、12点リードでハーフタイムを迎えた。
第3クォーターでは、序盤から両チームともドライブから得点を取り合う一進一退の攻防が続いた。ウォリアーズの長距離砲に苦戦するキングスだったが、ハリソン・バーンズとディアロン・フォックスの2人だけで21得点を挙げるなど、得意の乱打戦に持ち込みこのクォーターを31-31で終えた。
ウォリアーズが12点リードで迎えた第4クォーター、最初のディフェンスでファウルを犯しフリースローで10点差に迫られたが、ドライブやカッティングからの得点やカリーの3ポイントシュートも決まって開始3分で11-3のランに成功。その後は、第3クォーターと同様に得点の入れ合いが続いたが、残り3分半にカリーの6本目となる3ポイントシュートでリードを20点まで広げて勝負を決めた。
ウォリアーズは第2戦でフレイグラントファウル2を宣告されたドレイモンド・グリーンが欠場したが、ホームでディフェンディングチャンピオンの意地を見せた。