吉田亜沙美

リオ五輪でアシスト王を受賞した名ポイントガード、背番号は「12」から「18」に変更

4月20日、アイシン・ウィングスは元JX- ENEOSサンフラワーズ(現ENEOSサンフラワーズ)の吉田亜沙美の入団を発表した。背番号はJX-ENEOS、日本代表時代に慣れ親しんでいた「12」から「18」に変更。コートネームは変わらず「リュウ」となる。

1987年生まれ(35歳)の吉田は、165cmのポイントガード。東京成徳大学高校卒業後にJOMOに入団すると即戦力として華々しい活躍を挙げ、日本代表でも長く主力をつとめた。2016年のリオデジャネイロオリンピックではキャプテンをつとめ、同大会のアシスト王を受賞している。

2019年には現役引退を発表するも、東京オリンピック出場を目指し同年9月に現役復帰。2021年1月に二度目の現役引退を表明し、東京医療保健大学女子バスケットボール部のアシスタントコーチに就任すると、2021-22シーズンまでこの役職をつとめた。

吉田はチームのホームページでファンに向けて次のようにコメントしている。「今シーズンからアイシンファミリーに加わることになりました。このようなチャンスを与えてくださったチームや受け入れてくださった会社の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。またチャレンジ出来ることを幸せに思っております。若いチームに加わりますが私が経験してきたことを伝えながら選手たちの道しるべとなるような存在になっていきたいと思います。アイシンファンの皆様、どうぞよろしくお願いします!」