攻守に欠かせない万能ビッグマン
王者ウォリアーズを相手にシーズンスウィープを達成したばかりのラプターズに、残念な報せが届いた。12月13日、ラプターズは、ウォリアーズ戦で左手の親指を脱臼したセンターのヨナス・バランチュナスが手術を受け、4週間はプレーできないことを発表した。
バランチュナスは、今シーズン30試合(先発10試合)に出場して平均12.8得点、7.2リバウンド、1.0アシスト、0.8ブロックを記録。フィールドゴール成功率57.5%、3ポイントシュート成功率30%、そしてフリースロー成功率81.9%という数字を残している万能型のビッグマンで、攻守両面でラプターズに欠かせない選手だ。
しばらくはプレーできないが、バランチュナスは今回の負傷により、改めてラプターズへの愛情を強く感じたようで、『Toronto Sun』によれば、生涯ラプターを自分自身に誓ったという。
Big fella's doing alright.
?: @Eric__Smith pic.twitter.com/ub8mByA43a
— Toronto Raptors (@Raptors) 2018年12月14日
バランチュナスが不在の間は、グレッグ・モンローが代役を務めると見られている。モンローは今シーズンまだ13試合にしか出場していないが、バランチュナスが負傷した試合では7分の出場で5得点5リバウンドと効果的な働きを見せている。
チームの状態が良い時の離脱にフラストレーションを感じる選手が多い中、球団への忠誠や愛情をを改めて感じられるのはポジティブなサインだ。『超竜』バランチュナスには、焦らず、しっかりケガを治して復帰してもらいたい。
Jonas 'Big Science' Valanciunas
16 Pts | 70 FG% | 7 Reb | 4 Blk pic.twitter.com/wThfE5iYog
— Toronto Raptors (@Raptors) 2018年11月3日