準決勝で劇的逆転弾を決めた若野瑛太がMVPを受賞

3月27日から30日の4日間、東京体育館にて「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2023」が開催され、名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15が3大会連続3回目の優勝を達成した。MVPには同チームキャプテンの若野瑛太が選出された。

今年の「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP」には、過去最大となる46チームが参加。27日、28日に実施された予選リーグを勝ち抜いた16チームが29日からの決勝トーナメントに進出し、最終日の30日には準決勝と決勝、3位決定戦が行われた。

優勝した名古屋D U15は、グループAを全勝で勝ち抜き、決勝トーナメント初戦となった2回戦で長崎ヴェルカ U15に77-61で勝利。大接戦となった準決勝の横浜ビー・コルセアーズU15戦は、若野が残り7.7秒に値千金の逆転シュートを沈め、68-67で決勝に進んだ。

決勝で対戦したライジングゼファー福岡U15は、1月のジュニアウインターカップ準々決勝で敗れた因縁の相手だったが、名古屋D U15は終始優位な展開で試合を進め、55-46というスコアで大会三連覇を達成した。

キャプテンとしてチームを牽引した若野は、試合後のヒーローインタビューで次のようにコメントしている。

「この一年間、三連覇を目指して頑張ってきたので、チーム全員で協力して優勝することができてとても嬉しいです。誰が出ても質を落とさないバスケットボールを15人全員でできたことが、優勝の要因だと思います。Jr.ウインターカップで最後のシュートを外して悔しい思いをしたので、勝負所でシュートを決められるよう1月から練習してきた成果を出せてよかったです。今後は名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18に進み、高校生でB.LEAGUEデビューを果たして、日本一のプレーヤーになれるように頑張りたいと思います」

大会結果は以下の通り。

【チーム表彰】
優勝:名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15
準優勝:ライジングゼファー福岡U15
3位:横浜ビー・コルセアーズU15
4位:U15島根スサノオマジック

【個人表彰】
MVP:若野瑛太(名古屋D U15)
BEST 5:小野蓮太(名古屋D U15)、若野瑛太(名古屋D U15)、勝又絆(福岡U15)、佐藤凪(横浜BC U15)、金山颯(U15島根)
MIP:山口銀之丞(福岡U15)