桜木ジェイアール

今後はコート内でもコーチングに尽力

3月13日、越谷アルファーズは、スーパーバイジングコーチとしてチームを指揮する桜木ジェイアールを選手登録したことを発表した。

桜木スーパーバイジングコーチは、203cm、108kgのパワーフォワード兼センター。巧みなポストプレーはもちろん、インサイドプレーヤーながら広い視野を生かしたアシストを得意とし、1998年のNBAドラフトでグリズリーズに加入。ベネズエラやプエルトリコなどのクラブを経て、2007年にアイシン精機(現シーホース三河)へ移籍し、2019-20シーズンの引退まで同チームでプレー。2007年には日本国籍を取得し、日本代表としても活躍した。引退後は、WリーグのアイシンAWウイングス(現アイシンウイングス)のテクニカルアドバイザーとしてバスケットボールに携わり、昨シーズンにテクニカルアドバイザーとして越谷へ加入。今シーズンはスーパーバイジングコーチに就任し、チームを勝利に導いている。

越谷は、11日、12日行われた香川ファイブアローズ戦を連勝し、プレーオフ進出が決定。この勢いのまま、目標であるB1昇格、B2プレーオフ優勝を果たすため登録期限日の今日、日本バスケットボール界の名プレーヤーの現役復帰を発表した。青野和人GMは今回の契約について、次のようにコメントを発表している。「この度桜木JRコーチに選手登録をしていただく運びとなりました。我々のB1昇格、プレーオフ優勝という目標を叶えるべく、登録期限を過ぎた後にチームが万が一の緊急事態に備えての動きとなりました。なお、コーチングに関しては引き続き行っていただき、練習には部分的に参加して、コート内で直接指導する場面も出てくるかと思われます。桜木氏のプレーに関して説明は必要無いと感じておりますが、知りたい方はその機会が来たときに会場にてその目でお確かめ下さい」