『INSIDE AKATSUKI』は、日本代表スタッフが収録した、バスケットボール日本代表の選手たちの『ありのままの姿』を見ることができる映像コンテンツ。今回はワールドカップアジア地区予選のWindow6に向け強化合宿を行った男子日本代表候補の裏側を伝えている。

合宿初日、初招集組の細川一輝、川島悠翔はやや緊張の面持ち。そんな中、「コンディションがめちゃくちゃ良い」と言い、合宿にも慣れているテーブス海は「日本のファンの方々の前で試合をするのが本当に楽しみ」と、Window6に出場する自分を描いていた。

トム・ホーバスヘッドコーチは自身の調子や自チームでの待遇にとらわれず、この合宿が「チャンス」であると伝え、選手のやる気を引き出した。また、ホーバスヘッドコーチは最年少の川島につきっきりでシュートフォームの改善に取り組んだ。上半身と下半身の連動性を見ただけで「イエス」と言い、シュートの成否を見分ける目はさすがの一言。

帰化申請が通り、初招集となったジョシュ・ホーキンソンは「好きな食べ物は混ぜそば。お母さんのラザニアも大好きです」と流暢にな日本語で自己紹介をした。ディベロップメントキャンプから追加招集された小川敦也は、母校の先輩であり、あこがれていた比江島慎と代表合宿を共にし、「夢みたい」という。

オフコートでは積極的に選手に話しかけ、コミュニケーションを深めるホーバスヘッドコーチだが、練習中は厳しい面持ちで選手たちを見つめる。そして、「反復練習をあまりせずにたくさんのことをやったから大変だけど、どれだけそれを詰め込めるかというのはある意味テスト。代表になるには大変なことを克服しないといけない」と、日の丸を背負う大変さを説いた。