オールスター2019

写真=B.LEAGUE

SNS投票で選出されたのは岸本隆一と水戸健史

Bリーグは今日、Bリーグオールスターゲームの会見を行った。先に発表されていたファン投票とリーグ推薦に加え、最後の1名としてSNS投票で選ばれた岸本隆一がB.BLACKに、水戸健史がB.WHITEに加わり、出場選手すべてが決定。B.BLACKがルカ・パヴィチェヴィッチ、B.WHITEが大野篤史とヘッドコーチも発表された。

3年目を迎えるBリーグオールスターでは、ダンクコンテストや3ポイントコンテストに加えて『スキルズチャレンジ』が新たに実施される。

またBリーグらしい演出をさらにグレードアップさせるべく、加藤ミリヤが総合演出プロデューサーに就任。「私が最初にBリーグ発足の時から高いエンタメ性、スポーツ以上のワクワク感、ドキドキ感があると感じていました。より高い音楽性で、それを相乗効果にBリーグがエンタテインメントとして楽しい世界観を表現できるように。一番は選手の方々の試合がピークポイントなので、試合を盛り上げられるように音楽の部分で表現できたら」と抱負を語った。あわせて女優の森矢カンナのアンバサダー就任も発表されている。

オールスターゲームの出場選手は以下のとおり。

B.BLACK
田臥勇太 3年連続3回目(栃木ブレックス)
渡邉裕規 初選出(栃木ブレックス)
馬場雄大 2年連続2回目(アルバルク東京)
ジェフ・ギブス 初選出(栃木ブレックス)
ライアン・ロシター 2年ぶり2回目(栃木ブレックス)
田中大貴 3年連続3回目(アルバルク東京)
ベンドラメ礼生 初選出(サンロッカーズ渋谷)
川村卓也 3年連続3回目(横浜ビー・コルセアーズ)
城宝匡史 初選出(ライジングゼファー福岡)
並里成 初選出(琉球ゴールデンキングス)
アイラ・ブラウン 2年連続2回目(琉球ゴールデンキングス)
岸本隆一 2年ぶり2回目(琉球ゴールデンキングス)
[ヘッドコーチ]ルカ・パヴィチェヴィッチ(アルバルク東京)

B.WHITE
富樫勇樹 3年連続3回目(千葉ジェッツ)
篠山竜青 2年連続2回目(川崎ブレイブサンダース)
金丸晃輔 2年ぶり2回目(シーホース三河)
大塚裕土 2年連続2回目(富山グラウジーズ)
ニック・ファジーカス 3年連続3回目(川崎ブレイブサンダース)
桜井良太 2年ぶり2回目(レバンガ北海道)
白濱僚祐 2年ぶり2回目(秋田ノーザンハピネッツ)
ギャビン・エドワーズ 初選出(千葉ジェッツ)
ダバンテ・ガードナー 2年連続2回目(新潟アルビレックスBB)
宇都直輝 3年連続3回目(富山グラウジーズ)
張本天傑 3年連続3回目(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
水戸健史 初選出(富山グラウジーズ)
[ヘッドコーチ]大野篤史(千葉ジェッツ)

馬場雄大

最多得票の馬場雄大「ダンクにこだわって」

B.BLACKはファン投票によりスターターの4人が栃木ブレックスから選出された。アルバルク東京から『紅一点』でB.BLACKの先発に入る馬場雄大は「最初決まった時は「マジか」と思いましたが、チーム栃木として頑張りたいです。優しい先輩方ばかりなので大丈夫そうです。去年はケガでプレーできなかったので、田臥さんからのパスでアリウープだったり、ダンクにこだわってプレーしたい」

B.WHITEで最多得票を集めてキャプテンとなったのはシーホース三河の金丸晃輔。それでも金丸は「キャプテンとしてチーム、会場を盛り上げることをすべきなんですけど、僕はキャラじゃないので、シーホース三河の『公式風マスコット』のタツヲを当日連れて行こうと思います。当日は彼に盛り上げてもらいます」と、盛り上げ役はタツヲに託すと宣言。篠山竜青が「金丸キャプテンが口下手なので、副キャプテンとして支えていきたい」と助け船を出した。篠山はプレー面での抱負について、会場から「ダンク」の声が掛かったことで「ダンク、やりましょう!」と宣言したが、「どうやるかは考える時間をください」とオチを付けた。

また、開催地のチームである富山グラウジーズから選出された大塚裕土は、先週末に日本代表の試合が行われたことも受けて「地元での盛り上がりはすごく感じます。オールスターも開催地チームとして盛り上げられるように」と力強く語った。

3回目のBリーグオールスターゲームは年明けの1月19日、富山市総合体育館で行われる。