ロサンゼルス郊外でも銃撃事件、レイカーズは支援へと動く
2月13日、ミシガン州立大に男が侵入して銃を発砲し、3人が死亡して5人が重軽傷を負う事件が起こった。男は大学構内で発砲をした後に逃走し、後に死亡しているのが見つかった。
アメリカでは学校での銃撃事件がこの数年で連続して起きているが、今回の事件ではレイカーズのルーキー、マックス・クリスティが大きなショックを受けている。昨年の今ごろ、彼はミシガン州立大の生徒で、バスケットボール部でプレーしていたからだ。
昨年のNBAドラフトでレイカーズから2巡目35位指名を受けた彼は、2年270万ドル(約3億5000万円)の契約を結び、サマーリーグで結果を残して今シーズンの開幕戦でデビュー。まだまだチーム内での地位を勝ち取ったとは言えないものの、ここまで35試合に出場して、うち3試合では先発も任された。14.2分の出場で3.6得点、2.1リバウンドの数字を残している。
クリスティはミシガン州立大に1年在籍しただけでNBA入りしているが、学校には多くの仲間がいる。自分に馴染みのある場所で凄惨な事件が起きたことを彼は悲しみ、追悼のメッセージを送っている。
「ひどい痛手だ。ミシガン州立大は1年と少しの間、僕の家だった場所だ。僕がいた時から1年も経っていないから余計に心が痛む。僕の仲間は無事であることが確認できてホッとしているけど、事件に巻き込まれた家族や関係者の方々に祈りを捧げたい」
レイカーズの本拠地であるロサンゼルスの郊外でも、旧正月を祝うイベントの会場で銃撃事件が起き、10人が死亡している。レイカーズは被害者に追悼の意を示し、支援することを発表している。