ジョエル・エンビード

キャブズ戦で29得点、クラブ最速の通算1万得点を達成

セブンティシクサーズはオールスターブレイク直前となるキャバリアーズとのホームゲームを118-112で制した。東カンファレンス3位のシクサーズに対してキャブズは1ゲーム差の4位だったが、これを突き放してブレイクを迎えることになる。

第2クォーター終盤に最大28点の大量リードを奪う楽勝ペースからキャブズの追い上げを浴び、第4クォーターの残り1分半で4点差まで詰め寄られたが、ジョエル・エンビードがファウルなしでは止められないアタックからフリースローを得て、ジェームズ・ハーデンもダブルチームを割るドライブでフリースローを獲得。ディフェンスでは一番大事な時間帯でキャブズの欲しい3ポイントシュートを許さず、リードを守り切った。

シクサーズのエース、エンビードは29得点14リバウンド5アシスト2スティール1ブロックを記録。大事な第4クォーターに10得点を集中させる勝負強さも光った。また彼はこの試合の序盤にキャリア通算1万得点を記録している。これはアレン・アイバーソンを抜いてシクサーズのクラブ史上最速(373試合)の記録となった。

ドック・リバースは「ジョエルのポジションでこれほど得点を取るのはすごいことだ」と言う。「ガードは自分でボールを持って好きな時に得点を狙えるが、彼のポジションだとパスをもらわないと得点できない。これはジョエルがいかに試合を支配しているかを示している」と語る。

クラブ史上最速の通算1万点の記録達成がアナウンスされると、フィラデルフィアのファンたちはエンビードにMVPコールを送った。節目となる数字をクリアしてNBAオールスターに出場するのは彼にとって最高のシチュエーションに思える。しかし彼は問題を抱えてもいた。

「オールスターを欠場するかもしれない。健康な状態とは言えないんだ」と彼は言う。「医師からは2週間休むべきだと言われている。ここ3週間か1カ月はそんな感じで、何とか欠場せずにオールスターブレイクを迎えようとしていた。何日か様子を見て決めるよ」

このキャブズ戦でもエンビードは左足の痛みを抱えており、出場が発表されたのはティップオフの30分前だった。「シーズン後半とプレーオフの準備をしなければならない。オールスターを欠場することで健康になれるなら、そうするつもりだ」

エンビードはNBAキャリアの序盤からケガに苦しめられてきた。悪い流れを断ち切るためにも、ここで無理はすべきでないと彼は感じている。

「僕の目標は称賛を集めることじゃなく、勝つことなんだ」。彼はそう言って、会見を締めくくった。