過去シーズンのスティール王もランクイン
1ST 2.2本 ジェレミー・ジョーンズ(ファイティングイーグルス名古屋)
2ND 2.0本 マイケル・パーカー(群馬クレインサンダーズ)
3RD 1.8本 中山拓哉(秋田ノーザンハピネッツ)
4TH 1.7本 ペリン・ビュフォード(島根スサノオマジック)
5TH 1.6本 チェハーレス・タプスコット(茨城ロボッツ)
5TH 1.6本 齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
7TH 1.5本 ケルヴィン・マーティン(滋賀レイクス)
7TH 1.5本 寺嶋良(広島ドラゴンフライズ)
9TH 1.5本 デビン・オリバー(横浜ビー・コルセアーズ)
9TH 1.5本 ジェロード・ユトフ(京都ハンナリーズ)
※B.LEAGUE B1リーグ戦の85%以上出場の選手が対象
ジェレミー・ジョーンズ(201cm/95kg/SF/PF)
B1昇格初年度のFE名古屋を支えるジョーンズが現在のランキングトップとなった。平均16.5得点のアンドリュー・ランダルに次ぐ13.5得点を記録するなどオフェンス面の貢献度も高いが、自分より背の高い相手に対しても身体をぶつけてインサイドへの侵入を防ぐ堅守も強みとなっている。また、瞬発力を生かして相手がシュートに入る前にボールをカットし、オフェンスに転じるプレーを連発するなど機動力も高い。今シーズンの個人最多スティール数は11月27日の三遠ネオフェニックス戦と12月14日の滋賀レイクス戦の5本となっており、平均7.5スティールでリーグ3位に位置するチームのディフェンスに大きく貢献している。
マイケル・パーカー(200cm/102kg/PF)
2017-18シーズンにスティール王に輝いたパーカーが現在のランキング2位に。41歳になってもなおそのディフェンス力が落ちることはなく、毎シーズンのようにスティールランキングに名を連ねている。インサイドプレーヤーをマークする時に押し込まれないフィジカルはもちろん、ポジションを簡単に取らせない身体の使い方やディナイの熟練度も高く、相手選手を自由にプレーさせない。また、ディナイで奪ったボールを速攻に繋げるシーンも多く、群馬が持ち味とするトランジションの起点となるプレーなっている。ちなみにシーズン最多となる5本のスティールを、4試合で記録している。
中山拓哉(182cm/85kg/PG/SF)
ディフェンスが強みの秋田を象徴する中山が3位にランクイン。小柄なポイントガードから自分より背の高い外国籍選手まで守れる守備範囲の広さを武器に、2018-19シーズンには平均2.2スティールでリーグトップに輝いた。オールコートで簡単にボールをコントロールさせないプレッシャーディフェンスをかける姿は、チームメートの士気向上にも繋がっている。また、ビッグマンのヘルプディフェンスに寄った際にスティールすることも多く、1on1でのディフェンスとチームディフェンスを高いレベルでこなすことができる選手だ。
寺嶋良(175cm/77kg/PG)
広島のエースガードを務める寺嶋がマーティンと並んで7位に入った。オールコートでプレッシャーをかけ、相手のポイントガードを自由にさせない堅守は今シーズンも健在。また、脚力を生かしたジャンプで相手のパスを奪う場面もあり、流れが悪い時間に、寺嶋のスティールからイージーレイアップが生まれて広島のペースとなることも多く、攻守でチームに与える影響は大きい。昨シーズンは平均1.2本のため、シーズン平均を更新する可能性は高い。
デビン・オリバー(203cm/102kg/SF/PF)
内外問わず得点できるオリバーはユトフと並んで9位にランクイン。38.3%と高確率の3ポイントシュートを中心に平均13.1得点を挙げているオリバーだが、ディフェンス力も高く、今シーズンの最多は第16節の琉球ゴールデンキングス戦にマークした6本となっている。フィジカルを生かしてゴール下への侵入を防ぎ、正面を向いた相手のボールをひっかけるなど、オリバーの前でシュートを打つことは容易ではない。河村勇輝を中心としたトランジションオフェンスで勝ち星を重ねてきた横浜BCにとって、起点となるスティールを量産するオリバーの存在は大きい。
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