トレードでの狙いだったトランジションバスケを早々に体現
現地1月25日のスパーズ戦で、八村塁がレイカーズでのデビューを果たした。
前日に続いてのホームゲームで、八村はベンチ入り。背番号『28』のユニフォームを着た八村は、試合開始から7分半が経過したところで、アンソニー・デイビスとともに大歓声の中でコートに立った。約1分後にジョシュ・リチャードソンからファウルを誘ってフリースロー2本を決めてレイカーズでの初得点を記録した。
第2クォーターに入って八村はさらにペースを上げ、マックス・クリスティからのパスを3ポイントラインで受けると、ドライブで一歩踏み込んで相手を下げさせる得意のプルアップ・ジャンプシュートで初のフィールドゴールを記録した。
そしてレブロン・ジェームズがリバウンドを抑えてからトランジションに持ち込むと、真っ先に速攻で走っていた八村にパスが通って得点が生まれる。速い展開のオフェンスを作りたいレイカーズの意図と八村のプレースタイルが噛み合った得点が早々に生まれる、上々のスタートを切った。