MVPはプレー以外の面が光った篠山に
1月14日、3年ぶりのオールスターゲーム『ドットエスティB.LEAGUE ALL-STAR GAME』がアダストリアみとアリーナで開催された。
河村勇輝と富樫勇樹によるジャンプボールでスタートすると、セバスチャン・サイズがオフェンスリバウンドから先制点を挙げ、さらに続けて豪快なダンクを決めた。河村がコーナースリーを決めれば、富樫がドライブで決め返す。それでも、河村は篠山竜青とのダブルチームで富樫からスティールに成功。そして、アウトナンバーを作ると、今村佳太のロブパスに反応したサイズのアリウープが炸裂。これで流れに乗った『B.BLACK』はジョシュア・スミスやジャック・クーリーらビッグマンの3ポイントシュートが冴え、2桁のリードを奪った。シェーファー・アヴィ幸樹に連続で3ポイントシュートを許したが、第2クォーターに14本中7本の3ポイントシュートを成功させたことで『B.BLACK』が66-54とリードして前半を終えた。
だが、後半に入るとギャビン・エドワーズがインサイドを支配し10得点を固めた『B.WHITE』が反撃。さらに金丸晃輔がこのクォーターだけで3本、富樫とシェーファーも2本ずつの3ポイントシュートを沈め、長距離砲が炸裂したことで98-97と逆転して最終クォーターを迎えた。
その後、リードチェンジを繰り返す一進一退の攻防が最後まで続いたが、4点リードで迎えた残り1分、河村がディープスリーを沈めて勝負アリ。河村はファウルゲームで得たフリースローも最後までしっかりと沈め、127-123で『B.BLACK』が勝利した。
なお、入場などのパフォーマンスで盛り上げた篠山が『MVP』に輝き、富樫が『MIP』、河村が『バスケットLIVE 応援機能 OnFire賞』を受賞した。