新人ながら強豪千葉Jでプレータイムを勝ち取った逸材
千葉ジェッツは二上耀が全治未定の左膝前十字靭帯断裂を負ったことを発表した。
現在23歳の二上は福井県出身、190cm87kgのシューティングガード。エースとして、筑波大を2021年のインカレベスト3に導き、特別指定選手として千葉Jに入団した。特別指定ながらも即戦力として出場機会を与えられ、平均6.3分のプレータイムで1.7得点を記録。2年目の今シーズンはハードなディフェンスや切れ味鋭いドライブが評価されてローテーション入りした。ここまで20試合に出場し、約11分のプレータイムで2.7得点、1.8リバウンドを記録していた。
シーホース三河との第1戦の第2クォーター、ルーズボール争いの中で接触しコートに倒れこむと、左ひざを気にしつつすぐさま起き上がった。しかし、自ら交代を申し出てコートを後にした。
千葉は11月末に負傷した大倉颯太が左膝前十字靭帯断裂、内外側半月板損傷で長期離脱となった。リーグ首位を走る千葉Jだが、ローテーション入りしている若手メンバーの相次ぐ離脱はあまりにも痛い。