前回大会優勝校の福岡大学附属大濠はベスト8で姿を消す

ウインターカップ5日目、女子は準決勝の2試合、男子は準々決勝の4試合が行われた。

女子の準決勝第1試合、京都精華学園vs東海大学付属福岡の一戦は、京都精華が今大会を通じて徹底してきた堅守から試合の主導権を握り、23点差で快勝。2年連続となる決勝進出を果たした。続く札幌山の手vs岐阜女子は、ゲームハイの23得点をマークした森岡ほのかを筆頭に5選手が2桁得点を記録した札幌山の手が圧勝し、11年ぶりの優勝に王手をかけた。

男子準々決勝の第1試合は福岡第一vs帝京長岡。昨年の準決勝でも対戦した両校の一戦は、福岡第一が司令塔の轟琉維をファウルトラブルで欠く劣勢を見事に跳ね返して昨年のリベンジを果たした。洛南vs中部大学第一は、中部第一が1ポゼッション差に迫った第4クォーターに連続でターンオーバーを誘発し、残り26秒に逆転。2点差の接戦を制し、準決勝に駒を進めた。第3試合の東海大学付属諏訪vs開志国際は、開志国際が毎クォーターで22得点以上を記録するチームオフェンスで、突き放し、24点差で快勝した。藤枝明誠vs福岡大学附属大濠の最終試合は、強気なインサイドアタックとアウトサイドシュートで第3クォーターに最大14点のリードに成功した藤枝明誠が前回大会優勝校の福大大濠を破って準決勝へ進出した。

5日目結果(女子)
京都精華学園70-47東海大学付属福岡
札幌山の手98-68岐阜女子

(男子)
福岡第一68-53帝京長岡
洛南71-73中部大学第一
東海大学付属諏訪57-91開志国際
藤枝明誠78-64福岡大学附属大濠

6日目対戦カード 女子決勝
京都精華学園vs札幌山の手

男子準決勝
福岡第一vs中部大学第一
藤枝明誠vs開志国際