昨シーズンに新潟へ復帰するも、今シーズンは6試合のみに

新潟アルビレックスBBは今日、休養していた平岡富士貴ヘッドコーチが今月7日に辞任の申し入れを行い、これを受理したことを発表した。

平岡ヘッドコーチは2000年から新潟アルビレックス(現新潟)でプレーし、2005年の引退と同時に同チームのアシスタントコーチへ就任した。その後、2013年から新潟とサイバーダインつくばロボッツ(現茨城ロボッツ)でヘッドコーチを合計3年間務めると、Bリーグの開幕に合わせて群馬クレインサンダーズのヘッドコーチに就任。そこから5シーズンの間群馬で指揮を執り、2020-21シーズンでは、勝率9割を超える圧倒的な強さでB2制覇とB1昇格へ導いた。翌シーズンからは新潟へ戻り、低迷が続いていたチームの立て直しを任されていたが、今シーズンの6試合を消化した10月18日に休養をチームへ申し出ており、今回辞任することとなった。

川上明代表取締役社長は平岡ヘッドコーチの辞任にあたり、クラブを通じて次のコメントを発表している。「シーズン途中にヘッドコーチが辞任することになり、大変残念に思います。ファン、ブースター、ご支援くださる皆様にご心配をおかけし、誠に申し訳ありません。今後とも新潟アルビレックスBBへの熱いブーストをよろしくお願い申し上げます」

なお、チームの采配は平岡ヘッドコーチが休養期間中にも指揮を執っていた河合竜児ヘッドコーチ代行が引き続き務める。