今週末の対戦カード
BライブTIPS
シーズンロングFantasy(B.LEAGUE#LIVE2022)
今週のB1は、変則日程なし。全カードが土日で開催される。来週の水曜に試合があり、そこまでがBライブの1週間となるので、水曜日まで、選手の入れ替えなど気を抜かずにやっていきたい。来週の16日(金)に変則日程として、川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックスが組まれている。FA獲得のチャンスは次の火曜日が最終となるため、来週の対戦を見越して川崎や宇都宮の選手を獲得しておいてもいいだろう。B2は9日(金)に愛媛オレンジバンキングスvsアルティーリ千葉が変則日程で組まれており注意が必要だ。さらにB1は14日(水)に試合があるが、B2は開催がないのでB2の選手が多いチームはB1選手をスポットで獲得する選択も必要だ。なお、B1の川崎vs宇都宮戦と同様に、16日(金)に熊本vs越谷が組まれているため、来週を見据えたロスターを今週中に考えておくと来週のスタートダッシュが可能だ。
さて、ここにきて復調が見られる選手がいる。例えば、茨城ロボッツ退団後、長崎ヴェルカに加入したLJ・ピークは茨城では平均5.2得点と期待を大きく下回るスタッツであったが、長崎では平均16.5得点と大きく上昇。B2得点王に輝いたスタッツに比べると物足りないが、25分程度の出場時間を得ているので、今後さらにスタッツを伸ばしてくるかもしれない。レバンガ北海道のショーン・ロングも中断期間前は昨シーズンとはかけ離れた低調なスタッツだったが、中断明けからはスタッツを伸ばしている。ドラフト時の期待ほどの活躍をせずにFAに放出されたまま、誰も獲得していないリーグもあるかもしれない。特にFA選手リストの上位にいないので、気がつかない場合もある。過去1週間や過去2週間のスタッツでソートできるので、『掘り出しもの選手』を見つけてみてほしい。
DFS(Daily Fantasy Sports)
今回は、ファンタジーポイントランキング上位者のうち、出場時間が伸びている選手を中心に紹介する。出場時間に比例してスタッツも伸びるので獲得の参考にしてほしい。
久保田義章(京都・PG・価格16万円)
ロスターが揃わないわけではないが、競った展開になればなるほど頼れる存在として出場時間が長くなっている。直近の試合では38分近い出場時間で22得点13アシストと、共にキャリアハイを叩き出した。現状、京都は得点が特定の選手に偏っている傾向があるため、この獲得価格であれば選択肢に入れる価値は十分にある。
マイケル・パーカー(群馬・PF・価格25万円)
今週41歳になった大ベテランは年齢を全く感じさせないプレーで群馬になくてはならない選手となっている。帰化選手という使いやすさを加味しても、平均出場時間が32分を超えているのは驚異的。直近4試合はフィールドゴール成功率が高く、2桁得点が続いており、調子の良さがうかがえる。名古屋ダイヤモンドドルフィンズと点の取り合いになれば、よりスタッツが伸びるだろう。
ケヴェ・アルマ(新潟・PF/C・価格28万円)
ロスコ・アレンの離脱によって、コフィ・コーバーンと共に出場時間が伸びているアルマ。直近3試合はいずれも20得点以上と好調で、リバウンドとアシストも手堅く稼いでくれる。スティールもこれまで出場した全試合で1以上を記録しており、ランキングはリーグ8位。高確率で3ポイントシュートを成功させた試合も多く、今節も爆発に期待したいところだ。
富樫勇樹(千葉J・PG・価格18万円)
大倉颯太の離脱もあり、前節は両日30分以上の出場時間となった富樫。絶対的エースとして接戦になればなるほど、出場時間が伸びる傾向にある選手だ。そして、今節の対戦相手は島根スサノオマジック。リーグの上位を走るチーム同士の対戦なため、富樫の活躍は期待できるだろう。安定感に加えて、爆発力も兼ね備えている選手だけに、この獲得価格は狙い目である。
ブロック・モータム(北海道・PF・価格29万円)
レックス・マーフィーとドワイト・ラモスの得点源2人が欠場中の北海道。ショーン・ロングの復調も見られるが、シーズン序盤から安定的な活躍を見せているモータムも前節は平均27.5得点10リバウンドと好調。今節は、ディフェンスが良い信州との対戦とはなるが、今シーズンの北海道のオフェンス力は高いので、展開によっては高スタッツも期待できる。