「クラブの目標達成の手助けをしたいと思います」

京都ハンナリーズは今日、ノヴァー・ガドソンとの契約が基本合意に達したことを発表した。

アメリカ出身のガドソンは、201cm100kgのスモールフォワード。2012-13シーズンにレバノンのリーグでプロキャリアをスタートさせると、ヨーロッパとアルゼンチンを中心にプレーし、2021年に来日した。来日後は、2020-21シーズンにB3のベルテックス静岡に所属し、翌シーズンは滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)へ移籍した。滋賀で出場した53試合のうち39試合で先発を務め、平均26.0分出場、17.8得点、5.0リバウンド、3.6アシストを記録。キャリアハイは41得点と優れた得点力を持っていることはもちろん、インサイドでの合わせも上手な選手でアシストも稼ぐことができるスコアラーとして活躍した。そして、今シーズンはここまでブラジルリーグでプレーしていたが、今回京都との基本合意に至った。

京都は10月18日にティージェー・ロールをインジュアリーリストに登録して以降、チリジ・ネパウェと短期契約を締結するなど動きを見せていたが、そのネパウェが11月下旬に退団し、その後は外国籍選手がジェロード・ユトフとシェック・ディアロの2人となっていた。そんな状況の中、日本で高い得点能力を発揮していたガドソンとの契約は京都にとって大きな補強となる。ガドソンはクラブを通じて、次のコメントを発表している。「このクラブの一員となる機会を頂けたことを大変感謝しています。クラブの目標達成の手助けをしたいと思います。スポンサーの皆様、チームメイト、ロイHC、コーチ陣、チームスタッフ、クラブスタッフ、クラブ社長、GM、クラブに関わる全ての皆様、皆んなで力を合わせましょう!“共に登る”」