広島への加入は、2020-21シーズン以来2度目

広島ドラゴンフライズは今日、チリジ・ネパウェが練習生としてチームに加入したことを発表した。

南アフリカ共和国出身のネパウェは、208cm122kgのセンター。来日から8シーズン目となった今シーズンは、10月20日に京都ハンナリーズへ加入し、5試合に出場。持ち味のフィジカルと高さを生かしたプレーで、平均13.1分出場、2.6得点、3.0リバウンドを記録して、インジュアリーリストに登録されたティージェー・ロールが不在のインサイドを支えた。11月21日に退団が発表され、その後無所属が続いていたが、2シーズンぶりに広島へ練習生として加入することとなった。

岡崎修司GMは日本を知るビッグマンが加入することで、練習の質の向上を期待している。「(ネパウェ選手は)日本でのプレー歴も長く、フィジカルの強さと高さを誇る選手です。ネパウェ選手を受け入れることで、チーム内の練習強度と練習の質がさらに高くなり、既存の選手たちのレベルアップにつながると確信しています」

また、チームのためだけではなく、ネパウェ自身のキャリアのサポートについても次のように話している。「練習生ということで、今シーズン中に他クラブでのプレーの可能性もありますが、クラブとして、12月からネパウェ選手のキャリアアップをサポートしたいと考えています」

ネパウェはクラブを通じて、次のコメントを発表している。「広島ドラゴンフライズに練習生として加入できる事を心から嬉しく思います。このような機会を与えてくれたチームとスタッフに感謝しています。少しでもチームの力になり、みんなを鼓舞できるように頑張ります」