松井啓十郎

「少し離脱しますが、左でよかったと思い、しっかり治して戻ってきます」

富山グラウジーズは今日、松井啓十郎が左肘関節内側側副靭帯損傷で全治3週間と診断されたことを発表した。

188cm85kg、シューティングガードの松井は、昨シーズンから富山でプレーしている。今シーズンはここまでの14試合中13試合で先発を務め、平均プレータイム20.9分で5.9得点、1.6アシストを記録。キャリア14年目を誇るベテランシューターとしてチームを引っ張っていた。また、11月26日の千葉ジェッツ戦では、個人通算1000本目の3ポイントシュートを成功させるなど、37歳になった今もそのシュート力は健在だ。

しかし、11月30日の信州ブレイブウォリアーズ戦で左肘を負傷。第3クォーター残り7分42秒にオフボールでのスクリーンプレーの際に接触して左腕を痛めて倒れ込み、そのままベンチに下がった。 松井は自身のTwitterに「少し離脱しますが、左でよかったと思い、しっかり治して戻ってきます」と投稿している。

現在4勝10敗で中地区7位の富山にとって松井の離脱は痛手だが、この苦境をチームで乗り越えられた時、また一つチームとしてステップアップできるはずだ。