2年前も同様のケガ、約1年のリハビリを経て復帰も再び長期離脱に

千葉ジェッツは今日、大倉颯太が11月30日に行われたレバンガ北海道戦で負傷し、左膝前十字靭帯断裂・内外側半月板損傷と診断され、全治未定であることを発表した。

東海大出身の大倉は、185cm83kgのポイントガード兼シューティングガード。大学2年時から千葉Jで特別指定選手としてプロの舞台を経験し、4年時にプロ契約を結んだ。高い身体能力と的確な状況判断力を持ち、1番も2番もこなせるシックスマンとして今シーズンはここまで14試合に出場し、平均17.2分のプレータイムで、4.9得点、1.4リバウンド、2.8アシストを記録していた。

北海道戦の第3クォーター残り5分にドライブでゴールにアタックした際、相手ディフェンスと交錯し、そのまま膝を抑えながらベンチに退いた。大倉は大学3年時に千葉Jの特別指定選手としてプレーした際にも、今回と同様のケガを右膝に負い、全治1年と診断されていた。その後、コートを離れた大倉は9カ月間のリハビリをこなし、その年の11月に東海大が出場していた関東大学リーグ戦で復帰。新体制となった今シーズンはベンチメンバーとしてチームに勢いを与える活躍を見せていただけに、千葉Jにとって残念なニュースとなった。